亀居山放光院 大願寺 本殿

名称: 大願寺(だいがんじ)
往訪日時: 平成20年8月15日(火)13時半ごろ / 2008年
住所: 広島県廿日市市宮島町3(〒739-0588)Google Map で見る
最寄り駅: 「宮島桟橋」下車、 徒歩17分
駐車場: なし
営業時間: 8:30~17:00 ※元旦 0:00~18:00
休日: 年中無休(通年)
撮影: (院内の指示に従ってください)
参照サイト: 宮島観光協会 / Wikipedia

入場料: 無料
山号: 亀居山(ききょざん)
院号: 放光院(ほうこういん)
宗派: 高野山 真言宗
電話: 0829-44-0179

宮島 亀居山放光院 大願寺とは…

亀居山放光院大願寺は、開基は不明で高野山真言宗。鎌倉時代の建仁年間(1201~1203年)に僧・了海により再興されたと伝えられています。東側の塔の岡から西側の多宝塔・経の尾付近までが境内地で厳島伽藍(がらん)と呼ばれています。境内の池には、厳島龍神がお祀りしてあります。また、厳島弁財天は日本三大弁財天の一つ。以前は厳島神社の本殿に祀られていましたが、明治の神仏分離によって大願寺に移設されました。現在、毎年6月17日に厳島弁財天大祭が行われ、その日だけ御開帳され、一般の人も拝観することができます。

山門

大願寺 山門

大願寺の山門です。元禄時代(1690年ごろ)に建てられました。一間一戸(いっけんいっこ)の楼門(ろうもん)で、向かって左側に吽形(うんぎょう)金剛力士像、右側に阿形(あぎょう)金剛力士が立っている仁王門です。

九本松

大願寺にある「九本松」は、伊藤博文が明治時代頻繁に宮島へ来島して植樹したと言われている黒松(クロマツ)です。高さは約18メートル、幹が放射状に広がり(末広がり)縁起がいいとされており、寺院のシンボル的存在でした。昭和48年(1973)に市の天然記念物に指定。

しかしマツ材線虫病の被害により枯死化が進み、令和2年(2020)12月16日に4本を、令和3年(2021)4月27日に残りの5本を伐採し、全て無くなってしまいました。とても残念です。

この画像は2008年8月15日に私が来島した際に撮影したものです。

地図