名称: 西の松原・石灯籠(にしのまつばら・いしとうろう)
往訪日時: 平成20年8月15日(火)12時半ごろ / 2008年
住所: 広島県廿日市市宮島町北大西町付近(〒739-0588)≫ Google Map で見る
最寄り駅: 「宮島桟橋」下車、 徒歩17分
駐車場: なし
営業時間: 24時間
休日: 年中無休(通年)
撮影: 可
西の松原・石灯籠とは…
西の松原(西松原)は、御手洗川よ白糸川の流れにより土砂が堆積、また人工的に砂を積みできました。厳島神社の出口から西の海岸に伸び、松と104基の石燈籠が並んでいる細長い半島のような形をした突堤で、昼には厳島神社と五重塔、大鳥居が一望でき、夜には海岸沿いの長い道に続く石灯籠の風景や、対岸の夜景、大鳥居のライトアップ、宮島フェリーや遊覧船など美しいイルミネーションを一望することできます。意外と知られていないのか、人通りも少なく、散策に最適な穴場スポットです。石灯籠の中には一際目立つ大きな「三鬼灯籠」(三鬼神灯籠)もあります。
住所は「宮島町北大西町」のようですが、「宮島町西松原」と称しているところもある。
天文10年(1541)
厳島神社は御手洗川(紅葉谷川)の土石流で壊滅的な状態に。土石流を防ぐため治水工事により御手洗川(紅葉谷川)は迂回されました。
元文元年~4年(1736~1739)
御手洗川(紅葉谷川)の土石流が発生、土石流の土砂を使って「熊毛の洲」に添って盛上げました。
寛保元年~3年(1741~1743)
広島城下の商家、野上屋、鉄屋(くろがねや)、三国屋、満足屋が私財を投じ土砂を運んで増築、三鬼灯籠から先に約150mの堤防と碇泊場築き、108基の石灯籠が立てられました。
昭和20年(1945)
枕崎台風による土石流で(寛保元年築いたその先が)大元神社の参道と同じ高さにまり、その土砂は西の松原の伸長に使われました。